カルロス・サウラの映画『J:ビヨンド・フラメンコ』
観てきました。
カルロス・サウラ自身がホタの故郷アラゴン州生まれ。
ホタだけをテーマにした映画です。
リストやラヴェルもホタに感興して作曲しているとのこと。
2拍子、3拍子、様々なホタがあり音楽満載で面白かったです!
ホタは昔、求愛表現のひとつだったそうな。
ふむー。なるほど。
日本だと和歌という方法で求愛表現していましたものね。
日本の踊りのルーツはどうなんだろ??
片想いで自分の気持ちだけを表現するなら
「オレのラブソングを聞いてくれ」という方法で
よいのでしょうけど、
”一緒に踊りましょ”ってことになると、
相手の気持ちにお伺いをたてたり
敬っているかんじですよね。
動物も求愛するとき、タンチョウとか鳥類は
羽根を広げたりしてダンスしているようで可愛い。
民族的要素もあるでしょうが
本能的なものがホタを生み出したのかもしれませんね。
映画の中のホタでは
サラ・バラスとミゲル・アンヘル・ベルナのデュオ、
かっちょいい!サラ好きなだけに、もっと観たかったな。
カニサレスのカルテットは美しい繊細な音色。
アラ・マリキアンのサラサーテのホタ、
アラのバイオリンが今まで聴いていたアラとはまた違う印象で感激!
ジョバンニ・ソッリマの弾くチェロと踊りの
ボッケリーニのファンダンゴ、こちらもめちゃくちゃ素敵。
ガリシアのホタは様々な楽器が登場。
カルロス・ヌニェスが奏でると一気にケルト要素なホタに。
などなど、様々なホタがあり、様々な音色があり
パリージョのリズムも素敵だったので
観ながら覚えようとしていたのだけど
おもいだせなくなってしまった。。。
あ”ぁ~時間あればもう一回みたいな。
皆さんもぜひぜひっ♪
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