16世紀初頭、大航海時代くらいの頃、
Miguel Servetoというスペインの医師でもある
神学者がいました。
あまり知られていないかもしれないですが、
ヨーロッパで最も古く血液循環について記した方です。
思考は自然科学の観点だったのでしょう。
当時のキリスト教の三位一体説を批判し、処刑されてしまいました。
彼が言うには、
生気のあるものないものにかかわらず、神は存在し、
すべては神の表現だから人間も神聖である、といっています。
私はよく二元論的に考えてしまうのですが、
宇宙に二元性はないとして、悪は単なる欠如で実質的な意味はない、と。
コロナ渦、
非難や悪行が目についてしまいがちですが、
単なる欠如と考えたら、なんて小さい心なのだろう、と。
そんなことを気づかせてくれた一人の偉人です。
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