絵本作家の川端誠さんの言葉に
たいへんうなづいたので紹介。
まんじゅうこわいの後書きより引用☟
「落語というものは、うまい噺家はなしかさんの手にかかりますと、何度同じ噺を聞いてもおもしろもので・・・(略)・・・それはといいますと、落語というものは、ストーリーを楽しみつつ、噺の「間ま」や「呼吸」をたのしむものなんですね。・・・(略)・・・噺の「間」もそうなんですが、落語にはさまざまな人と人との関係が誇張されて語られておりまして、しみじみと教えられることも多く、この「まんじゅうこわい」も、いじめ話なんですが、根元のところではみんな仲良しなんでありましょう。「間」が理解できるということは大切なことでして、これがわからないと、それこそ「間抜け」になってしまいます。人と人とも「間」なんでありまして、ですから「人間」というものは、うまくつけたものだと思います。」
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