先日、運動会定番の”天国と地獄”のギャロップを聴きました。
なぜ運動会でこういう定番クラシックがあるのでしょうね??
たぶんですが、明治初期くらいから軍楽隊ができて演奏していて
だんだんと教育の場にうつったのかなと。(想像です。)
ギャロップはもともと1820年ウィーンで流行したもので、
手をつないで大勢でぐるぐるしたりするもの。
ヨーロッパではケガなども出て一時禁止になるほどの勢い。
たしかに速く動きたくなるメロディです。
ギャロップも舞曲(ダンス音楽)です。
舞曲っていろいろあって、
ルイ14世が踊る姿は絵画でもよく目にします。王が自ら踊る時代でバロックダンスが盛んに。”メヌエット”がフランスで流行して、ハイドンやモーツァルトなど古典派の交響曲にもでてくるように。
”サラバンド”は17-18世紀に流行した穏やかな舞曲でバロック音楽で組曲の一部です。
”ワルツ”は19世紀頃流行しました。 男女ペアになることが理由のひとつで一時禁止になった説も。
”ポロネーズ”はポーランドでうまれてヨーロッパに広まりました。1拍目が長くて踊りも1拍目長く踏むかんじです。ショパンも愛した舞曲です。
ポロネーズは違いそうですが、
ウィーンで流行ったと聴くと、ハプスブルク家の力が
影響したのかなとおもいます。
フラメンコは歌が最初だったので、
クラシックの舞曲とは違う派生ですが、
音楽性と踊りという観点では似たところも。
という舞曲の歴史もおもしろいな、という話。
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