アクラム・カーン演出振付の『ジゼル』を観ました。
アクラムはバングラデシュ系イギリス人と紹介されているので
インドをルーツとした音楽を扱う。
ジゼルも打楽器多めカタックっぽいところもあり、
しかもバレエ作品なのに、こんな音を使うの!!という
驚く効果音。
バレエ作品を語るほど詳しくはないのですが
いわゆる古典的なロマンティコな雰囲気の
配役があり、衣装があり、セットがあり、
キラキラしたような場面を想像しましたが、
それが全くない。
労働者層と階級層との壁を表し
労働者層の精神的な苦しみを表現されていると思った。
ジゼルの死もそれはそれは狂乱した表現で
蘇りから孤独さも、毒々しい感じ。
構成の観点も素晴らしく。
DVD化しないかなーーー
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