東京都写真美術館で開催されている
マイケル・ケンナ写真展に行きました。
モノクロ写真の素晴らしい作品でした。
水墨画展をよく観に行くので
白黒の世界は入りやすく。
しかもフィルムカメラ(ハッセルで撮っている!!)
のため、デジタルでは表せない作品。
一貫性のある作風に、なるほど!と思いました。
踊りの振付も、スペイン人の振りでも
自分独自のものに解釈し、そのままは使わない。
最近も尊敬する方から感じとったのだけど、
(その方は素晴らしく踊りが上手いっ! )
「スペイン人はそうやっていたかもしれないけど
アヤコさんに合うものがある。」 と。
自分の芸風にしないと、と我に返りました。
何十年もかけて収容所を訪れて撮影した作品はとても印象的。
あと何気ないアメリカのブランコの写真、
イタリアの木々の写真、
ケンナ氏は ”飼いならされた土地に興味がある。”と言っていた。
要は人間が関わった場所、人間が手を加えている場所という意味。
そこに自然が合わさっている。
不思議とどれも美しい。
フラメンコは人工物なのか自然物なのか。
そんなことも考えつつでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿