2019年11月5日火曜日

二夜連続公演鑑賞

平富恵さんの公演を観てきました!
毎回、群舞がとても美しい構成で見応えがあるので
いつも楽しみに見ています!

今回はクラシコがメインということで、
パブロ・デ・サラサーテやファリャの音楽がありました。

クラシコ・エスパニョール(ダンサ・エスティリサーダ)の要素が
うまく混ざって、音楽に振り付けがあうかたちでした。
素晴らしかったです!

ヘスス・ペローナさんの踊りも、クラシコに抜群に合う振り付けと技術で
感動でした。サパテアードの音の強弱も、クレッシェンドなども上手く振り付けており
踊りありきで曲があったのかと思わせるくらいでした。
音楽への理解と音楽に詳しくないと、できない技です。

そして、アントニオ・レイさんのギター。
もともと大好きでしたが、生の大舞台で聞くのは初めて。
素晴らしすぎて涙が出てしまいました。
彼の友人からはよく話に聞いていましたが、本当に素晴らしい。
舞台の要素を兼ね備えたかのような弾き方をするギターリストは初めて。

その後の演出も飽きることなく、あっという間の公演でした。
超忙しかったけど見に行ってよかった!

もう一つは、谷淑江さんの公演。
中原中也の詩を用いた舞台。
中原中也、懐かしい。高校生の頃、よく読んだ気がします。
覚えているのは”汚れちまった悲しみは、、、”くらいですが。。。

一時期、銀色夏生さんや、さくらももこさん、吉本ばななさんなどの
短い詩を読むのが好きでした。

詩を用いたストーリー性がある舞台で、
とても興味深かったです。
音楽はクラシコとフラメンコの融合でした。
カンテのロシオさん、美人で歌声もスッキリしていて
素敵でした。 音楽の音バランスがとても素晴らしくて
思わず演奏していた皆さんにメッセージを送ってしまいました。

今まで自分の中には場面設定や演技的なものを求めることはなく、
己に向き合うものばかりでしたが、
二公演共に、男女の恋愛を描くシーンがありました。
そういう表現も良いものだなーと、
いつか何かをモチーフにやってみようかと、思ったりもしました。



0 件のコメント:

コメントを投稿