2019年5月29日水曜日

クリムト展

19世紀末を代表するウィーンの画家グスタフ・クリムト
気になる作品だったので行ってきました!

独創的で美しい人物描写ですが、リアリズムではないところが
気になっていました。

全く人物像を知らなかったのですが、
若かりし頃に 父親の死、友人の死に直面し、
母親は鬱病だったとのこと。
なので作品にも死生観が漂っていました。

ここからは想像ですが、
彼はプレイボーイで 可愛がられる性格だったんだと思います。
生涯独身で14人も子供がいたそうです。びっくり。
絶対女性同士の揉め事もあったことでしょう。
でも美しく描いてくれるから許されたのかもしれません。

そして反社会的な思想を持ち合わせていました。

ということを知り、作品に合点がいきました。
表現者としては、社会派だから
独創性でアプローチし、
でも心は愛に飢えていたんだと思います。

作品はどこか儚くも 怖さがありました。
それが強烈な印象になる。

踊りも何かが足りない方が
満たされない方が
強烈な印象になるのかもしれません。




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