サルスエラとは17世紀にサルスエラ宮殿で上演されていた演劇が
やがて庶民に広まったエンターティメント。
もともと、貴族の楽しむ演劇だったので
神話や英雄伝が多かったとのこと。やがて大衆化されるに伴い、
政治的な内容や、民族楽器を用いられるようになったとのこと。
そして日本サルスラ協会には日本フラメンコ協会会長の濱田滋郎さんや常任理事の濱田吾愛さん、友人のフラメンコダンサー 土井わかなさんやサリナさんが所属しており
公演を一度拝見したいと思っていたところでした。
アドリブもありユーモア溢れる内容となっていました!
音楽はFederico Chuecaが作曲、台本はMiguel Ramos Carrion
それを元に、サルスエラ協会代表の桜田ゆみさんが日本語版として
演出されました。
ストーリーを日本語にわかりやすくされて、お笑いの要素を取り入れているところが
素晴らしかったです。
18世紀になるとイタリアのオペラ人気があり、サルスエラは衰退してしまったそうですが、スペインにもこのような文化があり音楽があったのです。
音楽も国力や階層とも密接だなーと感じつつも
スペインにフラメンコとは全く違う音楽があり、面白いものです。
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