2020年10月14日水曜日

大杉漣さんのフラメンコ

2011年に放送された番組の再放送で

大杉漣さんがフラメンコを習う、という番組をみました。

2011年はあんまりフラメンコをやっていなくて

放送当時この番組はみていませんでした。


フラメンコとか踊りを習う番組って

難しいんですよね。

私もその昔、教えるほうで携わったことが

ありますが、番組的に”踊れた”という見せ場をつくり、

短時間でやるわけです。

なので時間がない中、教えることに

工夫も要るのです。本来、そんな一日でできるものではないし、

一過性のものではないので、難しい渦にのみこまれないように

しないといけなくて責任重大なんです。

 

そんな経験値もあったので、展開にハラハラしながら

観ました。

指導していたのは、なんとマヌエル・ベタンソ氏!

マノロ・マリンも出演するという豪華な面々。

大杉漣さんは5日間稽古をして成果を披露するのですが、

漣さんの真摯で真面目な姿が伝わり、

名脇役だった理由もよくよく伝わりました。

ベタンソ先生の指導の仕方も本当に素晴らしく心に刺さるものが

たくさんありました。

 

大杉漣さんのフラメンコは

俳優らしいフラメンコでハッとなるフラメンコでした。

漣さんにしかできないフラメンコとなっていて

素晴らしかったし、漣さんが生きているナチュラルな姿をみれて

うれしかったし、なんだか感動してしまいました。


漣さんもベタンソさん、マリンさんも

一個人としてのパーソナルな面、プロフェッショナルな面が

現れて素敵でした。フラメンコっていいなーって思える番組でした。

 

 


 

 




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