2011年に放送された番組の再放送で
大杉漣さんがフラメンコを習う、という番組をみました。
2011年はあんまりフラメンコをやっていなくて
放送当時この番組はみていませんでした。
フラメンコとか踊りを習う番組って
難しいんですよね。
私もその昔、教えるほうで携わったことが
ありますが、番組的に”踊れた”という見せ場をつくり、
短時間でやるわけです。
なので時間がない中、教えることに
工夫も要るのです。本来、そんな一日でできるものではないし、
一過性のものではないので、難しい渦にのみこまれないように
しないといけなくて責任重大なんです。
そんな経験値もあったので、展開にハラハラしながら
観ました。
指導していたのは、なんとマヌエル・ベタンソ氏!
マノロ・マリンも出演するという豪華な面々。
大杉漣さんは5日間稽古をして成果を披露するのですが、
漣さんの真摯で真面目な姿が伝わり、
名脇役だった理由もよくよく伝わりました。
ベタンソ先生の指導の仕方も本当に素晴らしく心に刺さるものが
たくさんありました。
大杉漣さんのフラメンコは
俳優らしいフラメンコでハッとなるフラメンコでした。
漣さんにしかできないフラメンコとなっていて
素晴らしかったし、漣さんが生きているナチュラルな姿をみれて
うれしかったし、なんだか感動してしまいました。
漣さんもベタンソさん、マリンさんも
一個人としてのパーソナルな面、プロフェッショナルな面が
現れて素敵でした。フラメンコっていいなーって思える番組でした。
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