先日Flamenco Biennale Nederland を紹介しました。
その中で、Rocio Molinaの公演がしばらく見られたので
Youtubeで見ていました。
flamencoではないけれど、
ベリーダンスのようなコンテンポラリーのような
フラメンコみたいな瞬間もあり
こういう域に達していくって凄いなーと
思いました。
ロシオは、自身をレズビアンと公言をし
それでも子がほしいとおもい
人工授精で未婚の母となりました。
妊娠7か月で舞台に立つという、しかもかなり踊っていました。
そのパワーはどこからくるのか
果てしなさを感じます。
今回の公演もまたパワフルかつ独創的で。
きっとセクシュアルな部分でのアイデンティティーをもつからこそ
どんどんどんどん表現していないと、というかんじなのでしょう。
わたしの同級生で違うジャンルの踊りをやっているけれど
ロシオが好き、という子がいます。
彼女は、美人で聡明で運動神経も抜群で。
中学のとき踊りをやっているのは知っていました。
無音の中、拍子をとって踊っていたのを今でも覚えています。
当時はあまり気づかなかったけれど、
彼女もものすごく心の葛藤を抱えた人だったようにおもいます。
十数年ぶりに一度彼女の踊りを観にいったのですが、
それはそれは素敵でした。
何でもできて何でもなれたであろう彼女は今、
母になりました。
とても幸せそうで何よりです。
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