先日、ペペ・トーレス氏のアイレを感じたいがために
レッスンを受けてきました。
舞台で見たときは、すごくシンプルにみえたけれど
やはりやっていることは繊細。
ペペ氏のパターンはまさに”聴いて覚える”というタイプでした。
脚がとっても長くて、脚のかたちがX脚みたいで
打ち方がタコンなのかプランタなのか見てもわからず
聴き分けしないとできないかんじでした。
スペイン人踊り手の方のレッスンはたくさん受けてきましたが
ペペ・トーレス氏はもっとも内気な方だったように感じました。
そこがまた好きでした。
どの方も持論や生徒の周囲にかけつけたりとするものですが、
ペペ氏は黙々と振りをやり続けるタイプ。
ときどき後ろをみるけれど、黙々と踊り続ける。
そういえば写真家の佳奈さんとのペペ氏の写真話を
おもいだし、レッスン中、その写真話に妙に合点。
そんなこんなで頭の中は、ペペの美しい振りと
ペペの内気さと、まったく振りを消化できない自分とが混在。
理解できないコード譜や難解な譜面をみているようでした。
もう茫然として帰路へとなり、帰路に何をしていたか
覚えていないくらいですが
受講できてよかったです。
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