2014年8月31日日曜日

明日は9月。

涼しくなってきましたねー。

先日は久しぶりにクルシージョ(短期フラメンコクラス)を受けました。
習うのは久しぶりで、振りを覚えるためにものすごく集中したので、しばらく脱力気味に。
帰りの電車は読もうと思った本も大して読めず、カルピスソーダーを飲み干して帰りました。
そういや開催場所だった先輩のスタジオ、素敵だったなー。

あとは少し前に映画製作に励んでいる友人に協力し、
ちょい役(素通り的な役。踊るわけではなかったけど。。。)で出演しました。
その映画が完成したそうで。映画祭にもいくつかエントリーしたそうです。わぉ。
次回作もあるそうです。
入賞したら、いいですねー。
私も次は踊り役で何かできないかリクエストしてみようとおもいますー。

今週は少し夏疲れがドッときましたが、
明日から9月、夏の疲れは忘れて、また一歩一歩がんばります。



2014年8月22日金曜日

赤と青のカスタネットは日本で生まれた打楽器

ゆうべのショーは、ご年配の男性のお客さんが多かったのですが、
それはそれは楽しそうでした。
そのお客さま方は、師走に第九を歌う合唱仲間だそうです。
趣味を通じて知り合った仲間同士で、ホンットたのしそうで、こちらもなんだかうれしく羨ましくなるくらいでした。

もちろん、フラメンコの歌や踊り、カスタネット、パルマにも興味をもっていただき、
説明をする時間がありました。

カスタネットの説明のとき、年配の方々とはいえ、小学校の音楽の授業で赤と青のカスタネットを手のひらで叩いていたそうです。
そういえば、そうです。私も赤と青のカスタネット、さわったことがあります。

その赤と青のもの、実は日本の教材用に改良された打楽器で、「ミハルス」と呼ばれるそうです。みはるさんという舞踊家の方が考案したとか。それでミハルス。
そして元々は赤いカスタネットが女子用。青が男子用だったのですが、男女兼用に改良され赤と青の色が合わさったとか。
材質も桜やカエデ、ブナの木ですから、日本の風土の音なのです。

カスタネットは、語源が「カスターニャ」(castaña)で栗を意味します。もともと栗の木を使っていた説と栗の形に似ているから説があります。
今、踊りで使用中のカスタネットは「パリージョ」と呼ばれ、材質は黒壇やざくろの木など堅い木で、木によって音色が違います。

というわけで、一般的に知られている
カスタネット=赤と青=外国の楽器で手のひらで叩くもの
ではないのです。
なんだか日本教育のキケンな匂いがしますがっ!


話は戻って、
お客さまは、「またくるよ!」と言ってお帰りいただきました。
仲間達とたのしそうにしている場に自分もいることができ、そんな場を提供できた空間は素晴らしいなって素直に感じました。

2014年8月18日月曜日

ソロンゴ

10月に踊る「ソロンゴ」という曲の振りを覚え始めました。
「ソロンゴ」という曲は、スペインで代表的な詩人ガルシア・ロルカの詩で歌われ有名になったそうです。
詳しくは知らないのですが、ロルカの詩は叙情的でフラメンコに取り入れられることがあります。おそらく、ロルカの詩は人間の深ーい内面的なものが表現されているので、フラメンコの表現と似ているのでしょう。

ガルシア・ロルカは1898年に生まれ、38歳のときスペイン内戦で右派によりお亡くなりになったそうです。
んー、そう考えると、ロルカの詩は20世紀前半の作品ですから、フラメンコって割と新しい音楽だなという印象。原点を辿ると、15世紀とかに遡るのでしょうけど、フラメンコの革新的なアーティストがいっぱい出てきたのは1960年代。

なんとなく、スペイン=フラメンコ=伝統芸能 ってことで、古いイメージがついている気がしますが、日本の歌舞伎ってくらい古いわけではないわけです。むしろ、それに比べたら、もの凄く新しい文化。

まーとにかく、ロルカの詩を知るせっかくの機会なので、意味を調べてみたりしてみようとおもいます。
ソロンゴ、仕上がりがたのしみです。
この週末はソロンゴばかり聴いていたので、ソロンゴの曲を鼻歌で歌っていたら、「それ、井上陽水??」って言われました。。。ちーん。

わたしの鼻歌は、難ありみたいです。
鼻歌で曲名をさがすアプリを使ったことがありますが、全く違う曲がでてきちゃうし、結局、曲名さがせない。。。ちゃんと鼻歌できてる人がやると、アプリは一発で曲名をあてるそうです。ちーん。

鼻歌は出しませんがっ、踊りのほうをたのしみにしててくださいねーーー!

2014年8月11日月曜日

ガウディ×井上雄彦 特別展

お盆ですね~。
暑いですね~。

わたしは東京出身で、しかも実家も、学校も習い事も文京区内。
高校生まで大半の時間を文京区内で過ごしました。
それはそれは狭い世界で生きてきたわけです。

お盆に帰省という習慣もないし、社会人になってからお盆に仕事が休みという習慣はありませんでした。なので、今年もとりわけ休みをとるわけでもなく普通なかんじです。

今日は、少しだけ時間ができたので、急遽、『ガウディ×井上雄彦 特別展』に行ってきました。
フラメンコがきっかけで、スペインの食や、文化も好きです。スペイン語も響きが好きです。
なので、もちろんアントニ・ガウディも気になるわけです。

今回の展覧会はスラムダンクでお馴染みの井上雄彦さんとのコラボ。
ガウディの生い立ちにフォーカスされていて、おもしろかったです。

アントニ・ガウディは1852年生まれ。5人兄弟の末っ子、24歳で兄と母を亡くしたそうです。
幼い頃は、リウマチを患いっていたものの、手先が器用で観察眼に優れていたそうです。

きっと患いがあったからこそ、観察眼に優れたのだと思いました。
そして、きっと患いをサポートして心を支えていたのは両親なのでしょうね。
(んー、私が文京区内で過ごした月日は、決して狭い世界というわけではなく、
そこに観察眼を持ち視野を広げるチャンスはいくらでもあったのかもな。。。)

興味深かった点は、
ガウディの周囲の人は、ガウディに独創性を求めた方もいたみたいですが、
ガウディ本人は決して独創性を追求していたわけではないみたいです。
彼は“独創性とは起源にもどること”と言っているくらいです。

私自身も、ときどき独創性をもたなきゃと考えることがありますが、
もしかしたら、その逆で、初歩的なこと基本的なことから見つめ直して、その結果、独創性に繋がるのかもしれない、なんて思いました。

この特別展は9月7日(日)まで六本木の森アーツセンターギャラリーで開催していますよ!


2014年8月5日火曜日

ありのままの

アナと雪の女王、流行ってるみたいですね。
映画を観ていないので詳しく知らないのですが、あの音楽「Let it go」、最近よく耳にします。

あの日本語バージョン、「ありの~ままの~♪」ってサビ部分は、A♭E♭FmD♭というコード。
シンプル。覚えやすいメロディです。

うちの娘ちゃんも、サビフレーズを覚えました。
でも、、、
「ありの~ままの~♪」ではなく、「ありの~たまご~♪」って歌ってる。。。

アリの卵。。。

笑ってしまったら、本人はとっても真剣だったようで、笑われたことがお気に召さず、
泣いてしまいました。
そうかそうか、笑ってはイケないよね。そう聞こえるなら、ありのままに受け止めないとダメだよね。反省。

明日からは、ちゃんと「アリの卵は小さいよ。何色かな?どこにあるかな?」って想像力を引き立てて話をしてあげるとよいのかでしょうか。それとも「ありのまま」って言葉があるのだよ、ってわかってもらえるのでしょうか。

でも興味深いのが、「アリ」と「卵」という単語と意味は知っているから、そう歌っているのか。
それとも「ありのままの」の「ma-ma-no」を「ta-ma-go」というからには、
言語を覚えて話す過程で、聴き取る力と発音する力は別で、母音が一緒の言いやすい言葉を発音してしまうのでしょうか。

日本人の耳の聞こえ方は、過去に聞いた言葉から意味を成そうとするのが特長
って話も聞いたことがあります。

時間があったら調べたいところですが、
まずは、アリのたまごについて調べてみますか。昆虫苦手だけど。
ついでに、ありのまま、って言葉についても調べてみますか。




2014年8月3日日曜日

サラ・アンダルーサ

この前の金曜日は、サラ・アンダルーサでのライブでした。
いらしていただいたお客さま、ありがとうございました。

今回は踊り手が8名という編成で出演させていただきました。
先輩方々はやっぱ凄かったです。
また観に来てくださいねー!