2019年5月31日金曜日

発表会リハーサルが始まります!

ギター合わせは何度かやってきましたが、
いよいよメンバーによるリハーサルが始まります。

生徒はヒィヒィ言っていますが、
なんやかんやとても前向き。^^
この時期、生徒たちは皆 不安でナーバスになるのですが、
それが吹っ切れた時が、すごいエネルギーになる方たちばかりです。

私も良い舞台になるよう全力を尽くしたいと思います!
生徒もお客様も、関係者も、楽しさを味わってもらえたら嬉しいです!


2019年5月29日水曜日

クリムト展

19世紀末を代表するウィーンの画家グスタフ・クリムト
気になる作品だったので行ってきました!

独創的で美しい人物描写ですが、リアリズムではないところが
気になっていました。

全く人物像を知らなかったのですが、
若かりし頃に 父親の死、友人の死に直面し、
母親は鬱病だったとのこと。
なので作品にも死生観が漂っていました。

ここからは想像ですが、
彼はプレイボーイで 可愛がられる性格だったんだと思います。
生涯独身で14人も子供がいたそうです。びっくり。
絶対女性同士の揉め事もあったことでしょう。
でも美しく描いてくれるから許されたのかもしれません。

そして反社会的な思想を持ち合わせていました。

ということを知り、作品に合点がいきました。
表現者としては、社会派だから
独創性でアプローチし、
でも心は愛に飢えていたんだと思います。

作品はどこか儚くも 怖さがありました。
それが強烈な印象になる。

踊りも何かが足りない方が
満たされない方が
強烈な印象になるのかもしれません。




2019年5月28日火曜日

続・コンプレックス話

声コンプレックスに続き、コンプレックス談。

周りから
「優等生ですよね。」とか
「サラブレッド」とか 
「非がないですね。」とか

言われがちです。
自分では、そういう言葉を聞くと ギョエーとなります。

コンプレックスはたくさんあります。
言い出したら ダークになりそうなのでやめておきます。

ただ言えるのは、コンプレックスをなんとかしたいから
努力をしています。
まだまだ努力しないとと思っています。

フラメンコを教えていると
生徒のいろいろなものを感じとることが多々あります。
良いこと、そうでないこと、いろいろな状況を察することがあります。

コンプレックスだとか、抱えるものがあるから
フラメンコに惹かれるのだと思います。

生徒たちもいろいろなものをひっくるめて
みんな心から素敵だと思います。

聲コンプレックス

フラメンコはカンテフラメンコと言い
唄が起源です。
そのあと、ギターと踊りがつきました。

なので唄はとても重要。
一度、フラメンコの大先輩の唄で
踊った時、唄が素晴らしすぎて
それに応えられるモノが自分になさすぎて
でも踊っていて心にグサっとくるものがありました。


そして 聲コンプレックスなので
声に惚れることがあります。

スペイン人ではカマロン、シガーラ 好きです。ベタすぎですかね?!

日本の歌手では 女性はドリカムの吉田美和さん、圧倒的に一番好き。
若かりし頃は森高千里さんの声が可愛いので真似していました。
どうにも似つかないのでやめました。

男性ではクレイジーケンバンドの横山剣さん。かっこいい声!
かっこいい声だと 全てがかっこよく見えてしまう。


Piano Flamenco プロジェクト

ギターの音も大好きですが、
ピアノも好きなのです。

ピアノをやっていたので
小学生の頃はなんとなーくピアノの先生になると思っていました。
決してピアニストではなくピアノの先生。
自分にはゴージャスなドレスを着飾って弾く姿より
普通な感じのままのピアノの先生がイメージがついたのでした。
高校生の時、達成感もあったのと厭世観もあってあっさり辞めちゃいました。
 大学生の時、マノロカラスコさんのピアノフラメンコを聞いて
感動して、いつかピアノフラメンコをやりたいと思っていました。

そして今、ようやくプロジェクトが進んでいます。
白紙の状態からでしたが、3回目の集まりにして5曲決まりました。

ずーっとやりたかった曲もやります。
もしかしたらちょこっと弾きます。

まだまだやること山積みですが、
冬にはお披露目したいです!

富山セビジャーナスコンテスト

今夏、富山でセビジャーナスコンテストがあります。
指導している学生たちの一部が出演します。

https://sevillanasfes-toyama2019.jimdofree.com/


2020年にはPUENTE de SEVILLANAS が開催されます!
https://www.puente2020.tokyo/

セビジャーナスからフラメンコが広まると良いなと
思えるイベントです!是非是非♪

2019年5月26日日曜日

偶然・必然・みちびかれるとき

今までに何度か”人に人生を導かれる時”がありました。

自分の教室を開こうと決めたときも、
決めたのは自分だけど きっかけとなったのは
子が生まれたり、スペインで知り会った方が色々情報をくださったり
フラメンコをやるよう後押しされたような巡り合わせだった。

とても不思議なんだけど
そういう時、必ず導いてくれる人に白っぽいオーラが見える。
大概、その時は なんだろう?って思うんだけど
そのオーラがずっと心に刻まれて忘れられない瞬間になる。
 
オーラが見えなくても、自分のことでなくても
忘れられない瞬間というのがある。
中学生の時、親友と同級生のとある瞬間がずっと忘れられなくて
後々、その二人は結婚した。やっぱりと思った。
そういう結婚予感は何度かある。

思い返すと自分の人生でも伏線となってることや
偶然が重なりすぎていることが多々ある。

たまたまライブが流れて、たまたま他の催しに行くことができて
大事な人に出会ったり。

いつもなら帰るはずなんだけど、気になって仲間と合流して
そしたら大事な人が入院したと聞いたり。

十数年前から気になって仕方がなかった人たち、
今になって その人たちの縁が繋がったり。

今も誰かに後押しされているような、導かれているような気がしていて
仕方がないのである。

2019年5月25日土曜日

運動会

娘、運動会でした。暑かったなー。

職業柄、走り方とか、小道具の使い方とか
身体の動かし方をもっとこうすれば良くなるはずっ!と
ついつい思いながら、みてしまうのでした。

各学年の表現種目と呼ばれるもので
ダンスがあるのですが、
振り付けが男の人じゃないかなーとか。
流行りの振り付けがあるみたいで面白かった。

自分は小・中学生の時は、走るのが早かったので
走るのはここぞとばかりに燃えてました。
ダンスは実はすごく恥ずかしかった記憶があります。
それなのに、今は踊りをしているわけで。不思議です。


娘は 気持ちと声が大きくなって帰って来ました。
達成感を感じました。
フラメンコの本番もそうなるようにしたいな。

そして、
”お弁当おいしかった”と 必ず言ってくれる。
嬉しい。お母ちゃん、また作るよ!

フラメンコ靴の修理

靴を修理しました。

1〜2年に一度、靴底の革を剥りかえます。
特にスタメン(本番用)の靴は気をつけています。
貼り替え時期も悩むのですが、靴底の木が見えてきてしまったので
本番がないうちに。

お気に入りの靴はSenovilla さんの黒い靴。
ヘレスで購入しました。
ヘレスで靴を買う予定はなかったのだけれど、
ふらっと立ち寄ったら この黒い靴が気になって仕方がなかった。
黒い靴は他にもあったから、買うなら赤が欲しかったはずなのに。
ヘレスでレッスン三昧でしかも夕方に買ったから
足がパンパンの時に履いたので、日本に帰って来たら
少し大きくて、少し調整しました。
今では自分の足にすごくフィットして、音もいい!

靴底の革、張り替えたばかりは
馴染んでいないので音もパリパリします。
 
だんだん音が丸くなってきます。
靴もイイ音するように可愛がらなきゃなー。

靴修理先はこちらを利用しています。

BASEMENT
https://basement-tokyo.com/publics/index/18/

2019年5月24日金曜日

ラブレター💌

先日 生徒からラブレターをもらった。
と言っても愛の告白ではなく、
フラメンコへの想いの丈が記されたもの。

内容は感づいていたことだったけれども
こんなにも素直に言葉にしてくれて
それはそれは嬉しかった。

年齢を重ねると、なんとなく言わなくなること
がある。
言わない方が平和だったりするから。
日々の忙しさを理由に考えなくなったり。

でも伝えたいことは 伝えないとなーと
ハッとなりました。

そして 手書きのメッセージは
やはりあたたかい感じがするので 愛の告白でなくても手紙は好きだな。


学生公演ありがとうございました。

指導している東京大学フラメンコ舞踏団の
五月祭公演が終了しました。

天気にも恵まれ、
盛況に終わりました。

踊り手の友人やギターの先輩が観に来てくださったりしていて
OG OBの方も来ていて感謝です。

学生公演は 踊りだけでなくカンテ(唄)も学生でやります。
ギターはさすがに弾けないのでプロの方をお呼びします。

友人のギタリストは歌って踊って、踊って歌ってしている姿が
素晴らしいと言ってくださいました。

学生ならではで、公演ごとに個々の成長が見られるのです。
その成長が飛躍的で本当に素晴らしい。こちらも驚かされることがあります。

次は11月の駒場祭に向けて指導していきます。
またよろしくお願いいたします。

2019年5月17日金曜日

7月28日(土) 第2回発表会

生徒発表会に向けて、練習しています。

前回より成長したものにしたい。

前回から約2年が経とうとしていますが
自分の中のイメージ、音楽のイメージ、
だんだん仕上がってきました。
頭の中で音楽が鳴って、照明も見えてきました。

必ずとても良い舞台になります。

楽しみです!



2019年5月11日土曜日

ペペ・トーレス&ラケル”ラ・レポンパ”グループ

観てきました。

Jaleosに始まる。舞台の空気感がグッとして始まる。
パレハ、素敵だった。
ラケルのSolea ぺぺトーレスのAlegriasと続き、
二部はタンゴからブレリア
ラケルのTaranto、ぺぺのSolea

David El Galli のカンテとRamon Amadorのギター。
去年も観て、うわーっとなったけれど、何度も聴いていたい音色でした。

ぺぺさんは、鍛錬された上品さがあるので大好き。
私自身も上品さを努めています。
品を保つには、どうしたら良いか、すごく考える。
その人の出す品の良さや感性もありますが、
踊りでいうと、無駄な動きがない、ということに通じていくのかな。

自分の踊りを動画でみた時に うまくないとか品がないと思うのは
やはり無駄な動きがあるから。

ラケルは芸術一家で、舞台を熟知しているし、ギターの音をものすごく引き立てて
踊っているように感じました。

お互いがお互いの持つものに敬意を持っている
そんなグループに思えました。羨ましい!

また今日も明日も一歩一歩頑張ろうと思います!


2019年5月10日金曜日

2020年

2020年オリンピックのチケット発売が開始しました。
せっかくなので観戦したいな。
それに何かしたいです。何がよいかなと思案中です。

そんな中、早くも2020年の話がやってきました。
嬉しいです。
詳細まだまだ未定ですが、芸術劇場の仕事と
区の保育園イベントの話。

少しずつではありますが
たくさんの方々にフラメンコを見ていただける機会。
嬉しいです。精一杯頑張ります!!!

新社会人

今年、大学を卒業し、新社会人になった生徒がいます。
学生サークル後もフラメンコを続け、クラスに通ってくれている。
本当に嬉しい。
今、大学院生で最近内定をもらいました、という子もいます。

私も大学卒業後は企業に勤めてました。
テレビ局です。
懐かしい。
3ヶ月くらい研修期間があって、
毎日、いろんなスタジオ見たり、テレビには映らない裏側を見ることができて
毎日ワクワクでした。
楽しかったな。
テレビ局ならではで、野球やサッカー、ボクシング、美術展、音楽イベント等の
チケットをいただいたりして、たくさん観に行きました。
話題のスポットにも連れて行ってもらったり。

飲ミュニケーションもたくさんあったけど
遅れてでも、10分だけになってもフラメンコクラスに通ってました。
どうしてもクルシージョを受けたくて、土日出勤に遅刻してしまったこともありました。
仕事終わりにダッシュでLiveに行ったり。横浜方面や埼玉方面にも駆けつけることがありました。
試行錯誤しながら、両立できているかよくわからなかったけれど
フラメンコのために走り続けている自分がいました。

仕事をして泣いたこともたくさんありましたがよい経験でした。
今思うと、テレビ局の人はユーモアがあり、頭がよい方が多く、
いろんな方々がいて面白かったです。
花火師、元空手チャンピオン、ミュージシャン、
ご縁でアナウンサーの方に司会をお願いしたりしたこともありました。

フラメンコに専念したく、自分の成長のために退職しましたが、
いろんな人に可愛がっていただけていた記憶があります。
今でも部下だった仲間と連絡をとりあったりします。
年賀状も先輩から毎年「林、元気?」と書いてあったり。嬉しいです。

そんなことも思い出しながら、
新社会人の生徒の話を聞いてます。
フラメンコで共有できる時間、そんな他愛もない会話も楽しい。
若き生徒には、フラメンコの師であり人生の師でもあり、仲間であり続けたいです。




2019年5月7日火曜日

小松原庸子先生舞踊団50周年記念公演

友人のご招待で
小松原先生の舞台を見てきました。

皆々様、素敵でした❣️

ホセ・セラーノさん、ミラグロス・メンヒバルさんも
見れて嬉しかったです。

庸子先生、お目にかかれて嬉しかったです。
瞳がキラキラしていて美しかったです。

50年、舞台をやり続けることは
本当に素晴らしいし、憧れます。

座高円寺の空間は客席と近くて
こんなテアトロで踊ってみたいと
思いました。

そして友人と近況を語らいながら
お互いの活動の発展と敬意を祝して
乾杯しました。

2019年5月2日木曜日

ゴールデンウィーク 〜平成から令和へ〜

今年は10連休の方も多いそうです。

ついこの前まで、小学校の授業があって学童もあるのかと思っていましたが
学童もお休み。
私は普段通りのスケジュールなので、
娘と何しよう??この10日間、仕事以外どうしよう?となり。

結局、思いつくのはフラメンコのことだらけになり
娘を連れて衣装生地屋さんに行ったり、Live行ったりしました。

さすがにフラメンコ以外で娘を連れて行きたいしなーとなり
上野でやっている”大哺乳類展”へ。
娘は知らない動物の名前や見たものを ひたすらメモしていて
偉かった。短時間だったけど連れて行ってよかった。

そして、平成最後はフラメンコして楽しく終わりました。
気づいたら零時まわって令和に。

昭和、平成、令和と、時代を生きている気がしてきました。
令和もたくさんフラメンコしていようと思います!!