2021年2月22日月曜日

記憶の原点回帰

 い草の畳や日本庭園の飛石⁈も好きですが、
石畳の歩きやすいとはいえない
ゴツゴツがスペインのCalleみたいで好きです。

日本のお城の石垣もキレイなものよりゴツゴツしてる
野面積み(のづらづみ)が見たいです。

小さい頃住んでた家に、
小さな小さなお庭があって、
小石がいっぱい敷き詰められていて、
それはそれは歩きづらかったです。

小石の合間を掘り下げ、
土いじりをしたり、
石で庭の壁に絵を描いたり
(大人目線では傷っ⁈)
なんの目的もなく石で遊んでました。

ふとした瞬間に
記憶が原点回帰してくる最近。

ゴツゴツした足の裏の感触に
誘発される舞台を踏む足の裏の感触。

そろそろ踊りたいんだな〜。

インスタライブを聴く

先日の夜、

いつものようにインスタをボーっとザーッと眺めていましたら

ピアニスト清塚信也さんのインスタライブをやっていて

聴いてみました。

 

けっこう長く弾いていらっしゃったのですが、

それはそれは素敵なナイトライブでした。

なんでかカメラ目線でゆるっとふわっと弾いていて、

でもすごくて、こちらも力まず聴きほれてしまいました。


トークも小声なかんじで

夜のおやすみ前の雰囲気を大事にしていて

何を話すかとおもえば

クールなことを言っていらして

でもなんか画的にカメラ目線が止まらなくて

笑ってしまうんですよ。

 

滅多にコメントしないのですが、

おもわずOlee!とコメントしてしまいました。

 

次いつやるのかわかりませんが、

また聴きたいとおもいます!


ライブのお知らせ

🌸お知らせ🌸

・2/27土曜日 浅草橋で踊ります。
お店や関係者の方々、たのしみにしてくださる方々のためにも出演しようと決めました。
 
今年も何回Liveができるかわかりませんが、
ひとつひとつをより一層大事にしたいなとおもいます。
 
🌐配信ありです。

2021年2月18日木曜日

ととのう

最近流行っているらしいサウナ。

水風呂が悦の境地らしいです。

それがわからぬので、サウナーの方々がうらやましい。 


で、水風呂の悦の境地を”ととのう”と表現するらしいです。

つまり水風呂中は脳全体はリラックスしていて、

感覚をコントロールする部分は冴えている状態になるのです。

そうするとβエンドルフィンという物質が発生し、

疲労回復や集中力があがったり、肩こりなどが改善する、、、らしいです。

このβエンドルフィンはモルヒネの数倍の鎮痛効果らしいですよ。

 

実際はどうかわからないけれど、

βエンドルフィンが出る感覚は、フラメンコのLIVEとちょっと似ていると

おもいました。

LIVE後は一気に緊張がとけてリラックスというかホッとするわけですが

すごくエネルギーを使うし、ミュージシャンや共演の方々から

エネルギーをもらったりで、身体の感覚は冴えているようなかんじです。

疲労は超するけれど。。。

でも踊っているほうが元気です。

 

最近はめっきりLIVEがないので、なんとなく本調子ではない気がします。

今年は何回踊れるかわからないけれど、踊れる機会を大事に

たのしみたいとおもいます!

 

 



 

続・石岡瑛子展のこと

展示をみてから、まだあの迫力ある作品たちが

頭の隅に居続けている日々です。

 

幼い頃、父の仕事の関係で生地見本をみたり

生地の束が仕事場によくあって、生地を見るのは

自然なことでした。

最近はなんだかそんな記憶が原点回帰するような感覚で

やたら布地を見るのが好きで、衣装を考えたりしています。

先日は何かつくりたいなーっと、思い立って娘のがま口財布を作りました。笑

 

石岡瑛子さんのデザインする衣装は、

ドレープとか巧みにつかったりしていて、

生地のしなやかさも生かしているんですよね。

シンプルな赤い衣装は絹をつかっていて、

それはそれは赤が映えて上品でした。

 

革を用いて強さをだしたり、

重厚なデザインにヴィスコースをつかったり、

はぁ~とうなりながらみました。


そんな展覧会だったせいか来場者も

御洒落なファッションの方々が多かったようにおもいます。

 すこしマットなゴールドの靴を履く人、

 黄色のロングスカートに白いコート、白いブーツを纏う人、

 ミッフィーではないウサギ(顔だけ)マスコットが10個くらいある

 トートバックをもつ人

自分はジーンズにシャギーなニットに機能性抜群のモンベルコート。

アクセサリーなし。。。

たまにはおしゃれするべっとおもってしまいました。

石岡瑛子展インスピレーションはしばらく続きそうです。

 

 


 

2021年2月12日金曜日

企画展 ”石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか”

実はご近所、東京現代美術館へ石岡瑛子さんの企画展を観に行きました。

 

開催当初から気になっていたのですが、

気づいたら会期が(たぶん緊急事態宣言のため)短くなってしまい、

行こう行こうおもう日が雨だったり、あれよあれよと緊急事態宣言になってしまったり

でなかなか行けずじまいでした。

 

まだ、緊急事態中ですし、自宅生活に馴れてしまっているのですが、

どうにもこうにも。どうしてもやっぱり行きたい!となり、

行ってまいりました。

 

CMポスターなど様々な広告商品は

時代に反するような、迫力あるメッセージが込められていました。

草案の紙も展示されていたのですが、

解読できなかったです。(;^_^A

しかし、こだわりは解読できました。

とても繊細な色味の違い、印刷による色味の違いを、

自分のイメージにとことん指摘し続けた痕跡がわかりました。


映画やアーティストの衣装、舞台美術も手掛けていたのですが、

人物の位置や、物体の影、位置、カメラの位置など

すべてがしっかりとイメージされていました。

なぜなら、すべて紙に下書きがされていたからです。

 

衣装は絹の繊細さを生かしたもの、

ドレープを巧みに駆使したデザイン、

自然を取り入れたデザイン、

どれも一度みたら忘れられないようなもの。

 

クライアントの求めるものを、

緻密に情報をとり、言語化したものを

かたちづくる。

一貫して視覚言語をかたちにした作品たちでした。

血が、汗が、涙が、デザインできるか、というサブタイトルも

理解してきました。

 

おもいどおりにいかないこと、

不公平さ、不平等さ、

生きづらさ、

愛憎、

気にしてたらそんなの沢山あります。

 

心の均衡を保つため

表現しているのかもしれませんね。

 

展覧会の中にはどこにもないので

想像ですが、彼女は二十歳近くで不公平さを感じ、

反骨心もあったようにおもいます。

一方、十代の作品はものすごく

メルヘンでかわいらしさがあり驚きました。

 

理想と現実、 

現実も理想にしてしまうような力もありました。

 

仕事もあり滞在時間が短くなってしまったのが惜しかったけれど

見れてよかったです。

観終わって、ゾわゾわっとする

活力をもらうような作品でした。


最近見たRocio Molina

 先日Flamenco Biennale Nederland を紹介しました。

その中で、Rocio Molinaの公演がしばらく見られたので

Youtubeで見ていました。


flamencoではないけれど、

ベリーダンスのようなコンテンポラリーのような

フラメンコみたいな瞬間もあり

こういう域に達していくって凄いなーと

思いました。

 

ロシオは、自身をレズビアンと公言をし

それでも子がほしいとおもい

人工授精で未婚の母となりました。

妊娠7か月で舞台に立つという、しかもかなり踊っていました。

 

そのパワーはどこからくるのか

果てしなさを感じます。

今回の公演もまたパワフルかつ独創的で。

 

きっとセクシュアルな部分でのアイデンティティーをもつからこそ

どんどんどんどん表現していないと、というかんじなのでしょう。

  

わたしの同級生で違うジャンルの踊りをやっているけれど

ロシオが好き、という子がいます。

彼女は、美人で聡明で運動神経も抜群で。


中学のとき踊りをやっているのは知っていました。

無音の中、拍子をとって踊っていたのを今でも覚えています。 

 

当時はあまり気づかなかったけれど、

彼女もものすごく心の葛藤を抱えた人だったようにおもいます。

 

十数年ぶりに一度彼女の踊りを観にいったのですが、

それはそれは素敵でした。

 

何でもできて何でもなれたであろう彼女は今、

母になりました。

とても幸せそうで何よりです。

 


 

2021年2月11日木曜日

夢みたいな夢

近頃、自粛生活のせいか無意識にある願望があるらしく、

それが夢にでてくる。

しかも最近の傾向は見たことのない景色がでてくるから

ちょっと面白いです。

 

覚えているものだと

ファンである中井貴一さんとフレンチを食べにいく、とか

同級生と京都に行く、とか

活動休止になってからファンになった嵐のライブに行く、とか

すごい広いお風呂に浸かるとか、

ゆうべはついにっ!

火星に行ってきました。

 

もう脳内どうかしているのでは?という感じです。

 

でも大抵ハプニングがつきもので

レストランにいるのに料理がでてこないとか

京都ゆき新幹線に乗り遅れる、とか

お風呂の扉がない、とか

ライブで音が聞こえてこない、

火星では池があって、そこに飛び込んだらけっこう深くて抜け出せない、とか。

 

そういえばフラメンコの夢も見ました。

群舞対抗戦をしているような夢で、

ちょっとおもしろかったです。

オレンジの衣装なんて自分の脳内には全くないはずなのに

オレンジの衣装の群舞チームがでてきました。

(冬でみかん食べているせいかな。)

 

そんな、しょうもない夢ばかりですが、

夢みたいな夢で寝起きがちょっといい気分です。笑





 

 

2021年2月10日水曜日

スペイン陶器

先月、閉館になってしまう前に

古伊万里を観に、大倉美術館に行ってきました。

 

大倉美術館、実は初めて行ったのですが、

とても素敵でした。


古伊万里も、いっぱい見れました。

併せてマイセンも一部展示されていて、

それはそれは美しかったです。


という陶器好きなこともあり、

2月恵比寿クラスは

”スペイン陶器と音楽の旅”

について講話とレッスンです。



小さな変化

ご近所の飲食店、

すこーしずつ変化があります。 

 

喫茶店だったところが

バナナジュース専門店になったり、

ガレージや、店舗前で

曜日や期間限定テイクアウトができたり。

 

新しくオープンした店もあります。

やはりこのご時世、テイクアウト専門やテイクアウト前提です。

 

20歳くらいまでは初めての経験のものってけっこう多かったのですが、

だんだん、想定内になってきます。

想定内のものって感動が半減なんですよね。

 

私のつくる料理も想定内で、

想定内の味。

 

コーヒーなんか、自分好みの、

シンプルだけど、おいしい淹れ方があって、

でも誰かに淹れてもらうコーヒーって

自分で淹れるよりすごく美味しく感じます。

 

フラメンコも、自主練で想定外のものを得るのは

なかなか難しいです。想定内のものを想定内にする作業というか。

想定外になるのは、やはりLIVE、公演、当日。

1回の本番で得られるものは本当に多いです。

 

 

 

 




 






センリョウとマンリョウ

スタジオでは、

不定期に植物わけわけの日があります。


1月2月は縁起物の

センリョウ(千両)、

マンリョウ(万両)

の苗木をわけわけでした。

 

マンリョウはセンリョウより実が大きいそうです。

 

というか、このネーミングは

お笑い芸人かという感じですが、

育てて、実の大きさを確かめたいとおもいます。www