2018年3月30日金曜日

水琴鈴と白檀香

水琴鈴の音が好きで
常備所持しています。

水琴窟は江戸時代初期に庭師によって考案された
音あそび。

その音を再現したのが水琴鈴。
幽玄な音。
水琴窟めぐりしたいな。
風情もたのしむならやっぱ京都かな。

かれこれ十数年前くらいから京都に行くときは
町家に泊まります。
石塀小路のほうで、朝、二寧坂を散歩するのが鉄板。

お寺にも一度泊まってみたいけど
まだ娘が小さいからなー。あと3年後くらいには実現したいな。

常備所持しているものつながりで
白檀の匂い袋もあります。
神楽坂のお店のものなのですが、
いつもお世話になっているお客様からいただいて
すっかり気に入ってしまった。
白檀もここのお店のが抜群に上品な香りなのです。

神仏的な場所にいって
水琴の音とか白檀の香で
五感を研ぎ澄ませたい今日この頃です。



DUNAS

マリア・パヘス氏とシディ・ラルビ・シェルカウイ氏の
「DUNAS」 観てきました!

フラメンコ始めたてのときから
VHS(古っ)を何度もみてきたマリア・パヘスの踊り。

マリアだー!本物だー!という感激とともに開演。

DUNASとは砂丘の意。
砂を意味するarenaではない言葉選びが素敵。
平和で開放的、かつメランコリック。
喜びも悲しみも、生も死も対比されるベクトルも含まれつつ
でもどこか自由で希望がある。

作品として本当に素晴らしかった。もう三度くらい観たいです。
照明づかい、布づかい、衣装、動く絵画演出などなど
振付も圧巻でした。

アナ・ラモン氏の唄声
ルーベン・レベニゴス氏とサイモン・ブルゾスカ氏の音楽
すべてが調和していました。

シディさんの身体能力と表現力、歌もイイ声。
作品”PLUTO”も観たくなりました。

最期に猛烈にマリアらしさが溢れる踊りになり、
さすがでしたっ。うらやましいくらい開放的な踊りでした。

コンテンポラリーすぎずフラメンコだったな、と思える作品。
総じて愛を感じる作品。

桜がキレイな季節のせいか
自然の美しさを毎日感じており、
 花の花びらのバランス、
 小松菜の根っこの切断面
 雪の結晶
 水面に水滴が落ちる瞬間
すべてが計算しつくされたかのよう。

作品からそんな自然への共存意識というか
自然への敬意、生命への感謝のようなものが伝わり
改めて自然の美しさをおもいうかべました。

CD聴きながら、ひと仕事して
今日も自然の美しさをみつけながら 外にでよ。

2018年3月27日火曜日

Pepe Torres &Manuela Rios

来日しているペペ・トーレスとマヌエラ・リオスのグループを
観に行ってきました。

いいグループは開演直後の雰囲気で
ワワっというものを感じるのですが、
もう最初からワワっとなりました。

ギターのラモン・アマドールの音づかいが
凄く素敵で、惹きこまれ、
エル・ガジの唄で惹きこまれ、

そして
ペペ・トーレスの踊り。

すごくシンプルな構成。
早いテンポなわけでもないのに、ふつうの3連で構成されているだけなのに
瞬間瞬間で ワワっというのがあるのです。

踊りはマヌエラと二人だけなのに
十分見応えがあって。

マヌエラもシンプルな構成で
CON バタ も自然すぎでした。

いろいろ分刻みに忙しい中だったけど
観に行ってよかった。
もう一回観たいくらいです!

私あるある

あまり用意周到ではない自分。
フラメンコも決めごとが多すぎても、、、ということで
その場で溢れでてくるものを楽しもうとする。

と、すこしいいかんじに述べましたが。。。

なんでか、プライベートのときには
度々行こうとしたところが休業とかよくある。

この前も、いちご園に行こうとしていた園が
その日にかぎって休園。

先日も、学校指定の体操着を買いに
午前しか営業していない商店なので、
朝早く支度して行くと、
その日にかぎって午後営業。。。

なんかその前もあったなー。
飯能のほうのムーミンの公園に行きたかったのに
そのときにかぎって工事中だったり、
娘のためにとリカちゃん博物館的なところに行こうとするも
休業だったり、、、

結果的には代替案でもまぁよかったね、ってことになるのですが、
なんだろなーこれ。笑

2018年3月23日金曜日

Eテレ

近頃、Eテレ(NHK教育テレビ)が
ますます好き。

朝は「0655」から始まり
夜は「2355」

「びじゅチューン」「ヨーコさんのことば」「ピタゴラスイッチ」

この前たまたま録画した、
イギリスのジュリア・ドナルドソンとアクセル・シェフラー原作の
短編アニメーション「こえだのとうさん」も面白かったです。

5分間とか10分間と短時間なのにギュっとした内容のものが多いので
各回が作品というかんじで好き。

そう。昔から何気にテレビっこなのです。
そして、内向的みーはーです。笑

フラメンコを知ったのもテレビから。
もともとはカルガリーオリンピックで
カタリーナ・ビット選手が”カルメン”を踊っているのを
観て、すごっくキュートで感動的だったのを覚えています。
 
テレビの世界は芸術の世界と似ていて、
夢を見れるんですよね。
「あー、こんな可愛い人に会いたいな」とか
「この人、かっこいいなー」とか。
なので好きなんだと思います。


みーはーな私。
唯一番組に手紙を出したことがあるのは
「やっぱり猫が好き」

そして唯一ファンレターを書いたのは
さまぁ~ずさん。

 
今夜は何をみようかな。

2018年3月22日木曜日

映画『リメンバー・ミー』

公開日を待ち望んでいた
映画『リメンバー・ミー』観ました。
(下記ネタバレ注意。)

娘がいるので、吹き替え版でしたが
英語版ももう一度見たいくらい、
DVDも買いそろえたいくらい、
画がキレイで好きな映画でした。

今振り返るとと話の構成がとてもシンプル。
テーマはとても壮大なのだけど、とてもわかりやすい。
さすがピクサー。

メキシコが舞台なので、個人的には
スペイン語がでてきて、
言葉の使い方に共感できたり、
フリーダ・カーロやエル・サントが出てくるところなど
感激だったわけです。
メキシコの人々の気持ちを汲んでいるのだろうな、というのが
素晴らしかったです。

現世と来世がつながっている、
輪廻転生とはすこし違うけれど、
仏教と似たようなところがありました。

そして永六輔さんだったかの本か
うろ覚えですが、
別れるときより死よりもつらいのが、人から忘れられたとき
という言葉。

若いときは、自己体験への処方箋のようなものだったけど
今は違って、
子がいること、大事な人や仕事があることで、
大切なものを受け継いでいこうと思える。

たぶん忘れられないよう、自分も大切な瞬間を忘れないよう
人生の引き継ぎ、を意識するようになっている気がする。

メキシコにも行きたくなりました。
メキシコのルチャ・リブレとか綺麗な刺繍とか
カンクンの海とか。

わたしの前世はスペイン語圏だったのかな??

ひさびさの休暇

この前はひさしぶりの何~にも予定のない日でした。
(お正月ぶりの休暇だったかも。)

しかし、あいにくの天気だったので、
室内でもなんとかできる
いちご狩りとスーパー銭湯へ。

いちご狩り、
今年は張り切って100個食べよう!と
おもい挑むも、
結果70個で終了。

お決まりごとのように
「一年分のいちごを食べたど~🍓」
と言いながら、心に来年こそは100個食べようと意を決する。笑

銭湯系は温泉ソムリエを受けようとおもうくらい
詳しくなりたい分野である。
温泉にいく度に、来年くらいには資格取得しようかな、と。笑
 今回のお湯質、アルカリ性で高濃度炭酸水は
とてもよかったな。

そして娘が小学生になるし、
ということで、小学生グッズを下見。
 文房具はITOーYAも見たいので、
買い揃えず、ITO-YAで買う楽しみも残しつつ。

そんな平和な休日でしたー。

2018年3月20日火曜日

YUGAFU -世果報-

YUGAFU -世果報- 水に揺蕩う命の記憶
作品を観てきました。

世果報 とは沖縄の古い言葉で世界の平和だとか素晴らしさだとかを意味する言葉。
とても奥深い言葉です。素敵な言葉ですよね。

坂本龍一さんが数年前に、”弥勒世果報 undercooled”というのをリリース し
この言葉を知りました。
沖縄の基地建設への反対等の意味を込めた慈善活動の側面をもった
曲だったことを記憶しています。古謝美佐子さんの声もとても美しい曲です。

名の通り、とても奥深い内容の作品で
感動的な作品でした。

沖縄のほうは弥勒信仰で弥勒神様がおり
豊年を祝うのです。(あまり詳しくはないですが。。。)
その信仰上で弥勒世果報という言葉もでてきます。

”世果報”というのが理想郷で
現実としては ”祷”(いのり) 
=祷の先に光がある というところに
共感するものがありました。

フラメンコは踊りのイメージがありますが、
唄から始まりました。

スペインにいったとき
フラメンコの唄は”祷”である、と
話された方がいました。

スペインはカトリック国で
マリア様への信仰心が強い国です。
”サエタ”という宗教歌があり、セマナ・サンタという
お祭りのときに唄われます。

個人的にも”祷”の要素を強く感じています。
自分の内面的・感情的な部分が
フラメンコの奥深いところで混じり合い
一瞬だけでも理想郷がみえるような
祷ることで安心できるような 。

現実を直視したくない出来事がある世の中、
希望や夢をみれるような作品でした。
 
私はまだまだひよっこでアーティストと呼べるような
大それた存在ではないですが、
踊ることによるメッセージを残していきたいとおもいました。

まだまだ書き足りないですが、
作品のネタばれになりそうなので、このへんで。😊

2018年3月19日月曜日

🌸卒園🌸

娘、卒園式でした。

前日から
「いや~、泣くのを想定しすぎて、絶対泣けないよ~。」
と宣言していたのですが、、、

初っ端から泣きました。笑

今考えると、なんでこんなところで泣いているのか??と
笑ってしまうのですが、
みんな入場してくるだけで、
他の子が返事をしているだけで、
泣きました。笑

謝恩会も二次会もあれよあれよと時間が過ぎ。
たのしかったな。

もー、準備のお母様方のセンスがよすぎて、
記念品とか袋もかわいく飾りがついていたり、
席次のカードとかも、細かいところまで手作業で。
感謝です。
司会の上手なお父様がいたり、
もう、私は皆様におんぶに抱っこでした。

大したことが何もできない小ぽけな自分なのですが
こうして素敵な時間を過ごせて 感涙です😂


🌸春音🌸

先日のカサ・デ・エスペランサライブ
お越しいただいた方々ありがとうございました。

エスペランサはいつも
すこし緊張した気持ちで挑める場所です。

緊張するので、とにかく
コンパスに忠実にしっかり踊ることを
心がけました。

本番になると、
ギターの片桐さん、江戸さんによるハーモニーが本当に美しく
カンテの薫里さんの歌が合っていて
舞い上がってしまいまして、、、
もう2-3曲踊りたくなるくらいでした。

リハの録音を何度も聞き返し
反省しながらライブの余韻に浸りました。


次もブッキングしていただきました。♪

次回は7月20日(金)です。
今から緊張ですが、たのしみです!
よろしくお願いいたします!!




2018年3月12日月曜日

3月になりました。

3月です🌸
卒業シーズンです。

卒業する側ではなく
卒業を見守る側・支える側になりました。

娘が卒園というシーズンでもあり
卒業と同時に”成長”をかんじるわけです。

同じく生徒さんもうまくなったなーっと思うと
わが子の成長のようにうれしいものなのです。
 
そんなこんなで
感極まっている中、こちらのライブがあります。
よろしければいらしてくださいね😄
  
2018年3月15日(木)
@高円寺カサ・デ・エスペランサ
http://tablaoesperanza.com/esp_live.htm
1部:20:00
2部:21:15
B:大森 千鶴
B:深澤 美生
B:林 亜矢子
G:片桐 勝彦
G:江戸 裕
C:森  薫里

2018年3月5日月曜日

Casa Artista の想い出

日本最古のタブラオ、Casa Artista
56年間経営を続けていらっしゃったホアン一色さんが
ご卒業される、とのことで
 先日はその卒業ライブでした。

まだまだ若かりし頃、
未熟すぎる自分でしたが、
ホアンさんは
「じゃあ明日からよろしくね」
と快く呼んでいただき
学ばさせていただきました。

妊娠・出産などもあり
フラメンコから遠のいていた時期が
ありまして、
長期間Casaに出入りてませんでした。

しかし、
出産後、とあるライブ出演でCasaに行き
久しぶりにホアンさんのところにいくと
「またよろしくね!」
と ありがたいことに毎週呼んでいただくようになりました。

Casaは大先輩方々が踊った場所。
タブラオが数少なくなっていく中、
諸先輩の影響もあり、
マイクなしで、生音で踊れる場所は大事にしないと、
とおもっていました。

まだ信じられませんが 
 ホアンさんは卒業 
というかたちになりました。

本当にたくさんの学びと出会いがありました。
お世話になりました!
ありがとうございました!