2019年9月27日金曜日

9/26 アルハムブラLIVE ありがとうございました!

9月26日(木)アルハムブラ、お越しいただきましたお客様
ありがとうございました!

コンクールなどで活躍する方々との共演で
とてもとても楽しみでした!

私自身、曲を決めたのは今週月曜日で、
前日まで試行錯誤していました。

ミュージシャンを考えながら
イメージを膨らませ、
当日はギリギリまで、大好きな踊り手さんのYou tubeをみたりしてました。

先日フラメンコ始めたての友人に
「ライブ前は何をしてます?」と質問をされましたので
少し紹介。

ライブ直前に、あまりモノを食べないので、逆算して、ご飯を食べます。
なるべくタンパク質を摂取!
普段は豆乳とか豆腐を食べるところですが、
26日はオシャレなお店を発見したので、バターピーナッツスープを
食べてみました。濃厚で美味しかったです!

あと、時間がある時は、必ずお風呂に入って身体を温めます!
リラックスもできるし、考え事をする時は集中もできるし
オススメです!

思い返すとお風呂に入る習慣は産前から。
助産師さんから、臨月にお腹がはる時や陣痛がきた時など、
お風呂に入って湯船に浸かると楽になる、
とアドバイスをいただきました。
それを機に、緊張感のある時などは、お風呂に入るようになりました。

この日のライブは
とても楽しく濃いぃ内容でした。皆さん素敵でした!!客席で見ていたいくらいでした^^

私が20歳の頃くらいから知っているチェマ(Nino Cagao)、お久しぶりでしたが
「うまくなったねー びっくりした!」って言われてとても嬉しかったです!
ありがとう!

======================
9月26日(木) Juan Sebastian 企画
ギター Pepe Maya 、Juan
カンテ Nino Cagao
踊り 屋良有子 内田好美 有田ゆうき 佐藤陽美 針谷美慧 林亜矢子



2019年9月23日月曜日

日本サルスエラ協会 公演

サルスエラとは17世紀にサルスエラ宮殿で上演されていた演劇が
やがて庶民に広まったエンターティメント。

もともと、貴族の楽しむ演劇だったので
神話や英雄伝が多かったとのこと。やがて大衆化されるに伴い、
政治的な内容や、民族楽器を用いられるようになったとのこと。

そして日本サルスラ協会には日本フラメンコ協会会長の濱田滋郎さんや常任理事の濱田吾愛さん、友人のフラメンコダンサー 土井わかなさんやサリナさんが所属しており
公演を一度拝見したいと思っていたところでした。
アドリブもありユーモア溢れる内容となっていました!

音楽はFederico Chuecaが作曲、台本はMiguel Ramos Carrion
それを元に、サルスエラ協会代表の桜田ゆみさんが日本語版として
演出されました。

ストーリーを日本語にわかりやすくされて、お笑いの要素を取り入れているところが
素晴らしかったです。

18世紀になるとイタリアのオペラ人気があり、サルスエラは衰退してしまったそうですが、スペインにもこのような文化があり音楽があったのです。
音楽も国力や階層とも密接だなーと感じつつも
スペインにフラメンコとは全く違う音楽があり、面白いものです。



2019年9月18日水曜日

今月発売の 月刊フラメンコ"パセオ フラメンコ"

20日に発売の雑誌 パセオフラメンコ10月号の
裏表紙写真、
お世話になっているラ・バリーカでのLive写真が
掲載されてます。

ぜひぜひご一読くださいね❣️



2019年9月15日日曜日

最近のレッスン 〜進化論とパリージョ〜

初心者クラスに踊り好きの中学生の生徒がいます。

中学生なので、学問に結びつけて説明すると
フラメンコも勉強も楽しくなるはず!と思い、
歴史や物理、語学に触れてレッスンしています。

今日はパリージョ(踊り用カスタネット)の使い方の説明に付随して、
指の動かし方の分析から、ダーウィンの進化論 ”種の起源”の話をしました。

人間の指は5本あります。
5本指であることは四肢動物からの進化と退化の過程があるように思います。
クジラはヒレですが、指の骨が5本あります。2本だけが長い。
馬は退化して指は1本、鳥は3本だったり。
進化と退化の名残が人間の指にはあって、薬指と小指が連動してしまうのは
もともと同じ指だったのだと思うわけです。だから 腱が一緒なはずで連動して動いてしまう。       

パリージョは5本指が奏でる楽器。面白いですよ!

このように中学生が習うことを思い出しながら
知識を結びつけることは私にとっても新たな発見があって面白いです!

来年の芸術劇場プロジェクト

来年3月に芸術劇場にて
フラメンコの振付等・演出を行うことになりました。
大舞台での貴重な機会、頑張ります!

詳細が決まり次第
告知してまいります!
よろしくお願いします!

2019年9月13日金曜日

イスラエル・ガルバン&ニーニョ・デ・エルチェ公演

新宿伊勢丹会館ガルロチに
来日中のイスラエル・ガルバンを観に行ってきました。

劇場でしか踊らないと思っていた彼が
タブラオで踊るなんて信じられなかったし
タブラオで何をやるんだろう?と
楽しみで楽しみで早々に予約していました。
しかも今回はギターなし、歌と踊りのみ。

登場した姿は。いつも通りやはりシンプル。
真っ黒いTシャツにズボン、エプロン。

エウヘニオ・ノエルというスペイン人小説家の朗読が始まり、
踊りが始まり、、、、
朗読の中でコンパスが回っているんです!
お互いがそれぞれの仕事をしているのかと思ったら
合わせるところ、コルテもしっかりある。

そして、靴を手で履いたり、小さいパリージョ(特注サイズ。欲しい!)
が出てきたり、ハンカチが出てきたり、
その世界観はキュビズムで絵画のようで、魔法使いがいるみたい。

そして金属板を叩いていたかと思ったら、その上で踊り始めたり、、、
アレグリアスやファルーカを踊っているんだけれど
どこか無機質というか有機的なものとそうでないものを組み合わせているような。

観ているうちに、彼が劇場ではなくタブラオを選んだ理由がわかる気がしました。
タブラオはお客さんとの距離が近く、彼が想像する新しい境地の場に
適しているからなのだと思いました。
でもこれが、スペインだったら踊っていなくて、
日本のタブラオだから踊ったのだと思います。

曲(作品)はどれも斬新で凄すぎて何が起きているんだか次元が違いすぎて。。。
でもコンパスは常に回っているのは確かで、かつ音楽が流れているんだろうな、と
思う時がしばしば。
最後はルンバ調のカーニャ。
あの拍のとり方(2拍子系)でカーニャ(3拍子系)を歌い通すニーニョ・デ・エルチェも圧巻でした!


今回、タブラオという距離感だから感じることができたことは、
イスラエルは孤独を抱えている人でした。ちょっとした表情や仕草から
そう思いました。凄すぎて天才だから見えすぎるものもあるのかもな、と。

2019年9月9日月曜日

10/6 イベロリベロ リハーサルでした。

今日は台風一過の中でしたが
リハーサルでした。

イベロリベロさんとは昨年ご一緒してから
いろいろセファルディ(フラメンコのルーツでもある。)や
ギテルンや中世フィドルなど古楽器の響きと共に
古楽のことを学ばせていただいています。

今回もご一緒いただく運びとなり
嬉しいです!

フラメンコの現場とは違って
譜面を見たり、曲の展開を理解したり。

今回も楽しみです!ぜひ♪モロッコ料理も美味しいですよ!





9/4 高円寺エスペランサLive ありがとうございました!

9月4日、高円寺エスペランサLive お越しいただきましたお客様
ありがとうございました!
平日夜の中、たくさんいらしていただき感謝です。

お声がけいただいたドミンゴさん、ありがとうございました!
彼の人徳は本当に素晴らしいです!
羨ましくなる明るさで、笑いが耐えない雰囲気になるんです。
知らなかったけれど フラメンコ始めて、まだそんなに時間が経っていないそうで。
その勢いも凄いと思いました。

そして共演の皆様も、本当に素晴らしく信頼している皆さんで
支えていただき嬉しかったし楽しかった。

途中、いろいろあって泣きそうになりましたが、
楽しい雰囲気に助けられました。

約一週間で、ダーっと振り付けて、ダーっと修正して
ガッツリ踊りこむ日々で濃くも熱い時間でした。
DuquendeのLo Bueno y Lo Maloの振付はなかなかいい感じにできたと
思います。
タンゴもグアヒーラもそれぞれのものを瞬時に生かし、
各自が持っているものに ものすごく集中して耳を傾け
何を追加していくかミュージシャンのバランスを考えてゆく。
いい感じに仕上がってよかったです!

エスペランサのマスター&ママさんにも
いっぱいお世話になりました。感謝です。
 





















安定のギター今田央さん
心打たれる素晴らしいカンテ川島桂子さん
実はお初でしたがバッチリ決まって心地よかったパーカッション容昌さん
すごい説得力と声量のゲストシンガー松谷フユタさん
全力で支えてくださり、一緒に踊ってくださった稲田進さん、ありがとうございました❣️

2019年9月1日日曜日

8/31 浅草橋 La Barrica ライブ ありがとうございました!

8/31 Live お越しいただきましたお客様
ありがとうございました!

この日は、日本最古のタブラオCasa Artistaで
出演曜日は違えど共にライブをしてきた仲間とのライブでした。

Casaでレギュラーの時は当日リハなしでのショーでした。
タブラオらしいことをやっていたなぁ。

最近コンクールなどもあり、リズムを決め決めにしたコルテが多かったり、
エンサージョを行う機会が多かったから、
だんだん決め決めの振り付けになってしまっていました。

シンプルに踊り手がマンダールして、ギターやカンテに反応していく。
そうだったなーと。

フラメンコの即興性やその時のバランス感覚を想い出しました。

当日も何が飛び出すかわからない感じが
ワクワクするとても楽しいLIVEでした。
このメンバーならでは、タブラオではなかなか観られない
タンギージョも演りましたよ!

ありがとうございました!!

ギター:小倉誠司
カンテ:福田かやこ
踊り:土井わかな、中西美津奈、林亜矢子