2019年9月15日日曜日

最近のレッスン 〜進化論とパリージョ〜

初心者クラスに踊り好きの中学生の生徒がいます。

中学生なので、学問に結びつけて説明すると
フラメンコも勉強も楽しくなるはず!と思い、
歴史や物理、語学に触れてレッスンしています。

今日はパリージョ(踊り用カスタネット)の使い方の説明に付随して、
指の動かし方の分析から、ダーウィンの進化論 ”種の起源”の話をしました。

人間の指は5本あります。
5本指であることは四肢動物からの進化と退化の過程があるように思います。
クジラはヒレですが、指の骨が5本あります。2本だけが長い。
馬は退化して指は1本、鳥は3本だったり。
進化と退化の名残が人間の指にはあって、薬指と小指が連動してしまうのは
もともと同じ指だったのだと思うわけです。だから 腱が一緒なはずで連動して動いてしまう。       

パリージョは5本指が奏でる楽器。面白いですよ!

このように中学生が習うことを思い出しながら
知識を結びつけることは私にとっても新たな発見があって面白いです!

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